家族の異様な関係・・妻を息子に奪われた

残業を終え、疲れた身体を引きずるように家路を辿る。
途中、いつものコンビニに寄って、弁当を買う。
鶏は好きじゃないが、鶏天弁当しか残ってない。
「温めますか?」と、訊ねられて「あ、お願いします。」と答えた。
いつも、温めてもらっているんだから、訊くんじゃねえよ。
そんなことを腹の中で思ったりしたが、顔には出さなかった。
家にレンジはあるが、何もする気が起きない。
弁当を温めている間、「まだ、治らないんですか?」と、暇つぶしに店員が訊いてくる。
夜中のせいか、店の中の客は私ひとりだ。
息子と、同い年くらいの青年だった。
目が隠れるくらいまで前髪を伸ばして、片方の耳には銀のピアスをつけている。
今時の若者だ。

前に、三角巾で腕を吊っているのを見て、「どうしたんですか?その腕?」と訊ねられたことがあった。
うまく誤魔化したが、ゴルフクラブで砕かれた骨は、いまだに完治しそうにない。
まだ三角巾で吊ったままだった。
「ああ、もうちょっと掛かりそうなんだ。」
答えるのと同時に、レンジがチンと音を立てた。
店員は、まるで私の返事など興味がなさそうに弁当をレンジから取り出すと、袋に入れてくれた。
「ありがとうございました。」と、心のこもらない声に見送られ、私は店を出た。

玄関を開けるなり、妻の悲鳴が出迎える。
「あああっ!いくっ!いっちゃうううっっっ!!!」
靴を脱いでいる間も、妻は叫びっぱなしだ。
「すごいいっっ!!もっとっ!もっとぉぉぉっ!!!」
叫び声と一緒に、パンッ!パンッ!、と激しく肉を叩きつける音が聞こえていた。
よく飽きないものだと、鼻白みながらも毎晩関心さえしてしまう。
夜だけじゃない。
朝から昼に至るまで、時には一晩中、妻の叫び声が続くこともある。
途切れることは、ほとんどない。
メシを食っているときでさえ、あの二人は繋がっているのだ。
玄関で「ただいま」と言わなくなってから、何年が経つだろう。
昔は、玄関を開けると、いつも息子が駆け寄ってきたものだ。
その息子が、不意に廊下に顔を出した。
何も着ていない。
素っ裸だった。
その素っ裸の息子に、妻の葉子がしがみついていた。

妻も裸だった。
豊かな尻を鷲掴みにされ、細い腕は、しっかりと息子の首に絡みついていた。
見慣れた光景だから、驚きもしなかった。
「なんだ、お前かよ。」
つまらなさそうに私を眺めながら、息子はそれだけを言った。
昔は、私を見つけると、駆け寄ってきて、嬉しそうに「お帰りなさい。」と言ってくれたものだ。
だが、今は彼と会話することも、ほとんどなくなった。
私に一瞥をくれただけで、息子は妻を抱えたまま、またすぐに居間へと引っ込んでしまう。
すぐに妻の叫び声が、家の中に響き出す。
ご近所には聞こえてないだろうか?
そんなことくらいしか心配しなくなった自分に気付いて、腹の中で笑った。
こんな世界にいても、まだ体面を気にしている。
情けないものだ。
こんな男だから、妻を奪われる。
それも息子にだ。

温めた弁当は、すっかり冷えていた。
居間は息子たちに占領されているから、台所のテーブルに弁当を広げた。
人間とは、慣れる動物だと、つくづく感心させられる。
妻の卑猥な嬌声さえも、もはや今の私には気にならない。
毎晩聞かされるBGMのようなものだ。
向こうにしても同じことで、私の存在など鼻から気に掛けてない。
私は、この家では空気よりも存在が軽いのだ。
だから、奴らは私の目を気にしたりもしない。
「おら、もっと深く咥えろ。」
妻を責めるのに飽きて、口でさせていた。
ソファにふんぞり返り、開いた股の間で、妻が必死に口を使っている。
長い黒髪を無造作に掴まれていた。
妻は、自分から両手を後ろ手に組んで、必死な形相で呑みこんでいた。
最近の子供たちの発育の良さを物語るように、妻の唇に見え隠れする肉棒は、かなりの大きさがあった。
私のなどとは、比べものにならない大きさだ。
妻の顔と、ほとんど変わらない長さがあった。
それを、妻は根本まで呑み込もうとしている。
「ぷはっ!・・ううっ!」
苦しさに息を継いでは、またグイッと頭を押さえ込まれて、呑みこまされる。
口の周りや、細いあごは、遠目からでもはっきりとわかるほどに、自分の唾液に濡れ光っていた。
息を継ごうと、口を離す度に、長い糸が妻の唇と息子のペニスの間に垂れ下がる。
喉の奥まで入れたところで、あんなに大きなものが呑みこめるわけがない。
だが、妻は夢中だ。
どんなに苦しがろうとも、彼女がやめようとする気配はまったくない。

「何、見てんだよ。」
いつの間にか、すっかり見入っていたようだった。
うっかり、息子と目が合ってしまった。
「いや・・・。」
慌てて目を逸らしたが、もう、遅かった。
「そんなに見てえなら、こっち来いよ。」
意地が悪そうに、息子の唇の端が吊り上がった。
逆らうことは、許されない。
この家の中で、息子は絶対的な支配者なのだ。
「弁当、持ってこい。」
言われるままに、弁当を持って立ち上がった。
「座れよ。」
向かいのソファに座るように命じられ、弁当を持ちながら、座った。
妻は、私の存在などないかのように、髪を掴まれたまま、息子のペニスに舌を這わせ続けている。
ねっとりと下から上まで舐めあげ、息を荒げながら、欲しがるように口の中へと入れていく。
何度も繰り返した。
彼女の目には、もはや私の姿は見えない。
目の前の巨大なペニスだけが、今の彼女にはすべてなのだ。
両手を組んだ、細い背中を見つめた。
とても細い身体だった。
尻だけは人並みに大きいが、ウエストのあたりは、針金のように細い。
細い身体だが、スタイルだけは抜群に良かった。
乳房もほどよく膨らんでいるし、いつ見ても、ひどく扇情的な身体をしていると思う。
自分が抱いているときは、それほど魅力的な身体にも思わなかった。
しかし、自分のものでなくなってからは、その身体になんとも言えない執着心を覚えるようになった。
だが、目の前の背中を抱くことは、もう、二度とない。
息子が許さないし、なによりも妻も許さないからだ。

「ああ・・・欲しい・・・欲しいです・・・。」
泣き出しそうな声で、妻が訴えた。
息子を見上げる瞳には、哀願の色しかない。
「おいおい、親父の前で、孕まされてえのか?」
あざけるように、息子は私を見ていた。
「ああ・・こんな奴かまいません。何でもします。ご主人様のためなら、何でもします。だから、この大きいおチンポ様を葉子のくさいマンコにぶち込んでください・・・。お願いします・・。」
思わず耳を塞ぎたくなった。
妻は、息子のためなら、どんな卑猥なことでも口にするようになった。
そのように毎日躾けられたのだから、それは仕方がない。
息子のペニスをもらうためなら、どんなはしたない言葉でも口にする。
昔の妻からは想像もつかない。
アナルに触れられることさえ、嫌悪する妻だった。
「あは・・・ほぉねがいしみゃふ・・ほちんふぉさみゃをくだしゃい・・・。おまんきょにいれてくだしゃい・・」
その清楚だった妻が、息子のペニスを頬張りながら、卑猥な言葉を連呼する。
妻の変貌ぶりが悲しかったわけではない。
耳を塞ぎたくなったのは、そうまでして欲しがる女の性が、憐れに思えてならなかったからだ。
同時に、これが、かつて私の愛した女だったのかと思うと、情けなくてならなかった。

「おい、くれていいかよ?」
「いや・・あの・・はい・・・。」
箸を持つ手が、震えていた。
蛇のような邪悪さに満ちた目は、私を見据えて逃がさなかった。
まともに目を合わせることも出来なかった。
逆らえば殺される。
こいつは、簡単に私を殴り殺すだろう。
振り上げたゴルフクラブは、私の脳天を目がけて振り下ろされた。
咄嗟にかばった腕は粉砕骨折した。
私は、泣きながら謝ったのだ。
腕の痛みなど忘れるほどに恐怖し、こいつの足にすがりつきながら、泣いて謝った。
小便さえ漏らしていた。
息子は、私の目の前で妻を犯した。
「こいつは、俺のものだ。」
そう言って、自分の母親だった女を犯し続けた。
妻は泣きながら、もっとしてください、と頼み続けた。
怖くて泣いていたのではない。
途方もない快楽に、嬉しくて泣いていたのだ。
気付いたときには、妻はもう息子のものになっていた。

あの時は、生かしてもらえるなら、どんな屈辱にも耐えられるような気がした。
それだけの恐怖があった。
あの恐怖は、いまだに忘れることはできない。
「おい、お前の亭主がいいって言うから、くれてやるよ。けど、その前にまだ濡らし方が足りねえから舐めろ。今度はテーブルの上に乗って舐めるんだ。そいつの目の前にケツを広げて舐めるんだぞ。」
邪悪な目は、笑っていた。
どうすれば、これほど陰湿な行為を思いつくのか。
妻には、拒む理由などない。
むしろ、与えてもらえる喜びから、急くようにテーブルに上がってきた。
尻を向けるときに、勢い余って私の弁当に足を引っかけた。
あ!、と目があったが、妻はすかさず冷たい表情に変わると、私の目の前に、見せつけるように尻を向けながら、四つん這いになっていった。
大きな丸い尻が、目の前に広がった。
豊かな双丘には、一文字ずつ、うっすらと「ブタ」と書いてある。
以前、油性マジックで書いたものが、まだ消えずに残っているのだ。
性毛は、まったくなかった。
毛根さえも見あたらないほどに、綺麗に処理されていた。
はしたなく開いた陰唇の花びらには、鈍い銀色の光を放つリング状のピアスがひとつずつ付けられている。
同じ形のピアスは、クリトリスにも付けられていた。
まったく同じものが、両の乳首にも取り付けてある。
白くて豊かな太ももの付け根には、「奴隷1号Akihito様専用マンコ」の長い文字。
見よう見まねで、息子が掘ったのだ。
二度と消せはしない。
油性マジックで書いた文字のようには、簡単に消えないのだ。

妻は、私に見せつけるように尻を高々と持ち上げながら、身を乗り出して、息子のペニスを口にしていった。
一心不乱に舐め続けた。
ジュルジュルと垂れていく唾液を啜りとり、はあ、はあ、と興奮の極地にあるかのように、息を荒げながら、必死に咥えている。
息子は、背もたれに腕をかけたまま、傲然と足を開いて私を見つめていた。
その股の間で、妻の頭が大きく上下している。
しばらく息子は私を見つめたままだった。
ニヤニヤと私をあざけりながら、ずっと私の反応を確かめるように眺めていた。
口に運ぶメシの味もわかりはしなかった。
食わなければいいと思う。
だが、食わねば食わないで、息子は何かを仕掛けてくるのだ。
口実を与えたくなかった。
だから、目の前の尻をちらちらと眺めながら、メシを口に運んだ。

「喉が、乾いたろ?」
きた、と思った。
「はっ?・・・。」
「茶が欲しいだろ?って、言ってんだよ。」
「あ・・、すぐに煎れてきます。」
「待てよ。目の前に特性の急須があるじゃねえか。」
「はい?」
「おい。」
息子が、妻の髪を掴んだ。
「茶を飲ませてやれ。」
それだけを言った。
妻には、すぐにわかったようだった。
「はい・・。」
小さく返事をすると、妻の尻がわずかに動いた。
ちたちた、と最初は、遠慮がちに垂れ落ちた。
だが、それはすぐに本流となって、勢いよく飛び出した。
弁当の上に、妻の小便がかけらていく。
小便は、すぐに小さな弁当箱から溢れ出た。
まだ、メシは半分ほどが残っていた。
勢いが弱くなり、最後の数滴が落ちた。
「遠慮しないで、飲めよ。」
弁当箱の中に、妻の小便が並々と溢れていた。
茶色い弁当が、黄色い液体で満たされている。
いやな匂いまでも、鼻の奥に立ちこめた。
馬鹿げている。
人間ならば、こんなものは口にしない。
「はい・・・。」
私は、両手で弁当箱を持つと、それを最後の一滴までも飲み干した。
ごくごくと、喉を鳴らして嚥下したのだ。

もはや、私は人間ではない。
人間ではないのだから、拒む理由もない。
「ありがとうございました・・。」
飲み終えると、自然と口をついて出た。
「綺麗にしろ。」
「はい・・・。」
妻の性器を指で開いて、奥の方まで舐めあげた。
丁寧に舌で啜りとり、何度も舌を当てては、拭うように舐めあげた。
再び息子のペニスを口にしていた妻は、まったく反応もしなかった。
無言のままに、ペニスを口にして、私が終わるのを待っていた。
ようやく口を離すと、まだ顔を近づけていた私の胸を、思いっきり蹴った。
さっさと離れろと言っているのだ。
「そろそろ褒美をやるか・・。」
つまらなさそうに息子が言った。
もう、飽きたのだ。

そうだ、ちゃんと言うことさえ聞いていれば、こいつはすぐに飽きる。
それが、この家で生きるために見つけた私の知恵だ。
息子が、妻の身体を持ち上げていく。
小柄な身体は、息子と比べるとまるで子供のように見える。
身長は、150cmに満たない。
小柄だが、足は長い妻だった。
乳房だって、見応えがあるほどに膨らんでいる。
這い上がって、胸を併せようとした妻を、息子は、こちらに見せつけるように、身体を返した。

私を正面に眺めながら、はしたなく足を拡げて、妻が息子の身体を跨いでいく。
無毛の性器が、はっきりと見えた。
大きな手のひらが、妻の腹を鷲掴みにすると、「入れろ。」と息子が妻に命じた。
妻は、自分の手で息子のペニスを掴み、先端を自分の性器にあてがった。
ゆっくりと持ち上げた妻の身体が下ろされていく。
長くて太いペニスが、妻の性器を押し広げて、じわじわと奥へ潜り込んでいった。
「ああっ!!!すごいっ!!おおきいっ!!ご主人様!!おおきいですぅっっ!!!」
妻は、髪を振り乱して叫んだ。
凶器のような剛直が、止まることなく妻の胎内へとめり込んでいく。
もはや、妻にとって息子のペニスは麻薬だ。
このペニスを欲しがり、与えてもらうためなら、何でもするメス犬になった。
あの大きなものを、妻は根本まで呑み込んだ。
筋が違えるほどに、足を拡げきっていた。

「気持ちよくさせろよ。」
嘲笑を浮かべながら、息子が妻に言った。
「はいっ!!」
妻の尻が、淫らに動き出す。
「ああっっっ!!ご主人様!気持ちいいですっ!!おチンポ様が、葉子の中で暴れてますぅっ!!」
狂ったように尻を振り続けた。
「おチンポ様っ!!おチンポ様あぁぁぁっ!!」
卑猥な声は、もう止まりそうない。
息子の手が、妻の乳首に付けたピアスを引っ張り上げていく。
妻は、反射的に両手を後ろ手に組んだ。
形のいい乳房が、円錐状に上へと伸びた。
ちぎれると思えるほどに、引っ張り上げても、妻は、痛いと言わなかった。
「ああっっ!!気持ちいいっっ!!もっとぉっ!もっとおぉぉっっ!!!」

見事なメス犬ぶりだ。
妻の卑猥な言葉を耳にしながら、まだ残っていたメシを腹の中に詰め込んだ。
味などどうでもいい。
そうしなければ、身が持ちそうになかったのだ。
「ああっ・・ああっ・・・ううっ!・・」
妻の声が出せなくなるまで、それは続けられた。
口の端からよだれを垂れ流し、白目を剥いて、息も絶え絶えになるほど責めあげてから、息子はようやく逝くつもりになったらしい。
「おら、出すぞ・・・。」
「ああ・・は・・い・・・。」
「たっぷりくれてやるからな。可愛い女の子を産むんだぞ。」
「ああ・・はい・・・ご主人様の・・・専用おマンコ2号を産みます・・・。」
なんてことを・・・。
狂人どもだ。
正気の沙汰じゃない。
「おら!逝けっ!」
細い腹を鷲掴みにして、息子の腰が激しく動き出した。
息子のひざに上で、小柄な身体が、激しく上下する。
「ああっ!!!死ぬっ!!死ぬうぅぅぅっっ!!!」
長い髪が、狂ったように躍った。

私の目の前で、凶器のような肉棒が、妻の狭間に見え隠れした。
息子のペニスは、白い泡にまみれながら、何度も深く抉るように妻の性器に突き刺さった。
「くださいっ!!ご主人様の精子をたっぷりとくださいっ!!一滴もこぼしませんっ!!!全部、葉子のマンコに飲み込みますうっ!!」
もはや、母親であることさえ忘れている。
すべてを息子に捧げきっている。
「おら!逝くぞ!」
息子が妻の黒髪を掴んで、乱暴に頭を揺さぶった。
「ああっ!!くださいっ!!全部、くださいっっ!!!ああっっっ!!!」

狂乱の宴だ。
そして私は、この宴を最期まで見届ける観客なのだ。
「おらぁっっ!!」
髪を掴んでいた手が、妻の乳房を鷲掴みにし、潰れるほどに掴んだかと思うと、息子の顔が歪んだ。
「ああっ!!入ってますっ!!!たくさん、はいってますぅっっ!!!」
乳房を鷲掴みにされながらも、その両手を押し返すように、妻の背中が仰け反っていく。
ビクビクと身体を震わせ、絶句したように息を止めた妻は、そのままあごを仰け反らせながら、力なく息子の胸の中に倒れ込んでいった。
二人は、はあはあ、と荒い息を吐きながら、しばらく、時間が止まったように動かなくなった。
こぼさないなどと言ったくせに、妻の性器からは、白い体液が溢れ出していた。
ペニスで蓋をされているにも関わらず、息子の精液は、止め処もなく、妻の性器から流れ落ちている。
ものすごい量なのだ。
尋常ではない量の精液が、妻の胎内に打ち込まれているのだ。

乳房を掴んだ息子の手のひらが、ゆっくりと動き出した。
片方の手で、肩口にぐったりと寄りかかっていた妻の頭を掴むと、貪るように唇を吸い出した。
応えるように妻の赤い舌が伸びて、必死に息子の舌を求めていく。
まだ、狂乱の宴は終わらない。
しばらく舌を絡め合ったあとに、息子がペニスを抜いた。
蓋を外されると、どぼどぼと妻の性器から、精液が溢れ出してきた。
信じられない量が、腫れたように赤くなった陰唇の狭間からこぼれ落ちてくる。
「来い・・。」
冷たい目が、私を見据えていた。
無言のままに、立った。

息子の前に立ち、まだ苦しそうに胸を大きく上下させている妻を見下ろした。
何も言わず、そのまま膝を付いた。
息子の両手が、妻の細い足を拡げていく。
「やれ・・。」
それだけだった。
妻の性器に、口を付けた。
あの生臭い匂いが、鼻をつく。
かまわず舌を伸ばした。
最初は、出来なかった。
仁王立ちになった妻に頭を押さえ付けられて、強引に飲まされた。
今では、匂いも味も気にならない。
唇を付けて、啜りとった。
「ご主人様ぁ、こいつ気持ち悪いですぅ・・。」
頭の上から、甘えるような妻の声が聞こえた。
息子になら、嬉々として股を開いて舐めさせる。
いっぱい舐めてください、と悦びに泣きながらねだりもする。
「こいつが飲んじゃうから、赤ちゃんが出来ないんですよぅ・・。」
そんなことはない。
これほど大量の精液を注ぎ込まれるのだ。
普通なら、あっと今に妊娠してもおかしくない。
それでも、息子と妻の間には、まだ子供が出来ない。
妻は、私の子を産んだ。
目の前にいるこいつだ。
だから、妻に異常はない。
あるとすれば、息子の方だ。
異常な性欲の持ち主だった。
あれほど大量の精液を吐き出しても、すぐに回復する。
そして、大量の精液をまた吐き出す。
異常な性欲が、精子にも異常を来しているように思う。
真っ白に濁った、凝縮された精液は、飲み込むと喉に絡みつくような粘りさえあった。
それでも、息子は妻を妊娠させることが出来ない。
やはり、どこか異常なのだ。

出なくなるまで舐め続けた。
「お、終わりました・・・。」
いったい、私はどんな顔をしているのだろう。
「クズが・・。」
言い終えるよりも早く、息子の足に蹴り倒されていた。
「きゃははは・・ほんと、どうしよもうないクズね・・。」
あざける妻の笑い声が聞こえる。
息子は勝者で、私は敗者だ。
女は、常に強い者を選ぶ。
それが、女の本能だからだ。
たとえ息子であっても、妻には強い男であるなら、かまわない。
いや、強い息子であったから、妻は、ここまで墜ちることが出来た。
それを彼女は、幸福にさえ思っている。
もはや、私には出番はない。

ゆっくりと立ち上がった。
これから、流しに溜まった食器を洗わなければならない。
風呂の掃除もあるし、洗濯物も溜まっている。
浴室には、今日も妻の汚物が撒き散らされていることだろう。
コスプレに使っている、訳のわからないアニメキャラの制服は、生地が弱いから、手洗いで洗濯しなければならない。
息子の精子は粘着質で、頑固にこびりついているから、丁寧に手揉み洗いしなければならないのだ。
それらがすべて終わるのは、深夜の2時頃。
「ご主人様ぁ、葉子のおマンコもお尻も、まだ寂しいって言ってますぅ・・・。」
背中から、妻の甘える声が聞こえた。
「お前、どうしようもねえ変態だな・・。」
妻をそんな女にしたのは、こいつだ。
「葉子は、ご主人様専用の変態おマンコです。一人前の変態犬になれるように、もっと可愛がってください♪」
甘えるような妻の声音には、嘘偽りはない。
妻は、本気で息子に変態女にしてもらいたいのだ。
それだけが、今の妻の望みであり、生き甲斐なのだった。
「んじゃ、次は痛いのすっからな。最後まで我慢できたら、マンコとケツの穴両方にご褒美をくれてやる。しっかりと最後まで頑張れよ。」
「はい♪」
どうやら、今夜は、すべての家事を終えても眠れそうにない。
「おら、支度してこい。」
「はい♪」

2階の夫婦の寝室は、息子と妻の聖なる寝所となった。
息子の部屋は、相変わらずアニメキャラの人形で埋め尽くされ、妻のための衣装部屋にもなっている。
1階の客間にしか、私の寝床はなく、普段ならば、私はそこに寝起きしている。
だが、客をもてなすはずの部屋は、今では、鉄パイプの櫓が組まれ、妻を吊して調教するための拷問部屋でもある。
さすがに妻の悲鳴を一晩中聞きながら、眠ることは出来ない。
居間のソファでは、十分な睡眠をえることも出来ず、今夜は今立っている台所に布団を敷いて寝ることになるだろう。
それでも、妻の悲鳴が聞こえなくなるわけではないのだ。

洗い物を始めると、すぐに妻の悲鳴が聞こえ始めた。
バシッ!
「ひ、ひとぉつっ!」
激しく肉を叩く音と一緒に、妻の数を数える声が聞こえる。
今夜は、いったい幾つ数えることになるのか。
傷がつくことを嫌って、鞭は使わない。
主に手のひらや、スバンキング用のベラで、叩いている。
だから、妻の身体は、ピアスが施術されているものの、肌はまだ綺麗なままだ。
バシッ!
「ふたあぁつ!!!」
最後まで我慢しろと言ったが、それは、無理な話だった。
バシッ!
「み、みっつうぅうっっ!!!」
妻が気を失うまで、息子はやめないからだ。
それを承知で、妻は叩かれている。
私には、彼らが理解できない。
そして、敢えて生き続ける自分も理解できない。
だが願わくば、この母子が最後に迎える結末を、見届けたいとは思っている。
それまで、私が生きていられれば、の話ではあるが。
バシッ!!
「よっっつうぅぅ!!ああっ!ご主人様っ!気持ちいいですっ!!葉子をもっと打ってくださいっ!!ご主人様のお気に召すまでイジメてくださいっ!!!」
私は、不思議でならないのだ。
長年、妻と一緒に暮らしてきたが、彼女の本音を聞いたのは、今になって始めてのような気がする。
彼女は、こんな世界をずっと求めていたのではないか。
私の妻として、貞淑な妻を演じながら、本心では、身も心も狂わせてくれる主を、ずっと探し求めていたのではないか。
妻の狂乱ぶりを間近に見て、私は、心底そう思えてならないのだ。
バシッ!
「いつつぅうっ!!!ああっ、葉子は幸せです!。ご主人様のおマンコ奴隷になれて幸せですっ!!」
嘘偽りのない本心なのだろう。
最後の皿を洗い終えて、妻の汚物を始末するために浴室に向かった。

扉を開けた途端に、凄まじい匂いが鼻を突く。
何度腹の中身をぶち撒けたのか。
扉を閉めても、妻の悲鳴は聞こえていた。
妻の汚物を流し終えてから、風呂に入って、一日の疲れを癒した。
確かに息子に対する恐怖はある。
だが、それだけではない。
私は、今の生活に満足しているのかもしれない。
狂ったように泣き叫ぶ妻の姿に、なぜか不思議な安堵感を覚えるのだ。
なぜかは、わからない。
だが、もっと妻が狂っていくのを見てみたい気持ちが、どこかにある。
どれだけ虐げられても、私は彼女が狂っていくのを見つめていたいのだ。
そして、息子は、それを可能に出来る唯一の人間なのである。
だから、ふたりが狂ったように肌を重ね合っても、嫉妬が起きない。
欲情はする。
しかし、不思議と悔しさはないのだ。
だから、堪えられる。

風呂から上がると、いつの間にか家の中は静かになっていた。
洗濯物は、明日にしよう。
今夜は、ひどく身体が疲れ切っていた。
様子を窺いながら、客間へと入った。
台所に敷くための布団を持っていくためである。
私の足音を聞いても、息子は振り返りもしなかった。
8畳の狭い和室の真ん中に、万歳のような形で両手を上げた妻は、ぐったりと頭を垂れて、身じろぎひとつしなかった。
私が風呂に入っている間に、どうやら気を失ったらしい。
妻は、両足もあられもないほどに拡げられていた。
どうやっても切れそうにない鎖が、彼女の手足を四方に引っ張り上げている。
その足の間に、胡座をかきながら、息子は何かを手探りで探していた。
綿棒だ。
普通のものよりも、はるかに長い綿棒が、何本も床の上に散らばっていた。
「面白れえもん、見せてやるよ。」
振り返らずに息子が言った。
長い綿棒を手に取った。
もう片方の指で妻の性器を割開き、目当ての穴を見つけると、おもむろに長い綿棒をその穴に突き刺した。
「ひぃぃぃっっっ!!!!」
妻の身体が大きく跳ねて、声にならない悲鳴が上がる。
尿道口に、綿棒を突き刺したのだ。
「誰が、寝ていいって言った?」
「お、お許しくださいっ!ご主人様っ!!」
鉄パイプが鈍い軋み音を立てた。
妻の手足を繋いだ鎖が、激しく波打った。
息子は、綿棒をぐりぐりと、乱暴に動かした。
「ああっっっっ!!!ご主人様!お許しください!!お許しくださいっ!!」
きっと、ものすごい痛みがあるのだろう。
妻は、必死に歯を食いしばり、狂ったように頭を振って髪を躍らせた。
「許さねえよ。勝手に寝やがった罰だ。二度とこのマンコが使えねえようにしてやる。そうなったら、もう俺に可愛がってもらえねえぞ。」
「ああっ!!お許しください!!!そんなの嫌ですっ!!ご主人様のおマンコ奴隷でいさせてくださいっ!!!」
「やだね。俺をひとりにするような奴は、可愛がってやらねえよ。これからは、こいつのチンポに可愛がってもらえ。」
「い、いやです!そんな汚いチンポ、嫌です!ご主人様のおチンポ様じゃなきゃ嫌なんですっ!もう、勝手に寝たりしません!ご主人様をひとりになんかしません!だから、お願いです。ご主人様のおチンポ様で可愛がってください。葉子のマンコにずっとおチンポ様を入れてください!」
「俺のチンポがいいのか?」
「はいっ!」
「ずっと俺のチンポを嵌めてもらいてえんだな。」
「はいっ!ずっと葉子のマンコに嵌めてくださいっ!」
「本当に俺のチンポが好きなんだなっ!?」
確かめるように、妻を見上げながら、乱暴に綿棒を動かした。
「ああっ!!!ご主人様のおチンポ様がいいです。ご主人様のおチンポ様を愛してます・・・。」
最後は、涙声になっていた。
「何回、数えた?」
「じゅ、16回です・・・。」
「100まで、叩くからな。」
「はい・・・。」
16回で気絶したのだ。
100など、行くわけがない。
綿棒は、突き刺したままだった。

息子は、立ち上がると、すぐに妻の尻を叩き始めた。
バシッ!バシッ!バシッ!
今度は、容赦のないつるべ打ちだった。
「俺をひとりにしやがって・・・。」
一人言のように、つぶやいた。
「17っ!18っ!19っ!ああ・・許して・・・。もう、ひとりになんかしないから、許して・・・。」
一瞬、妻の顔が、母親に戻ったような気がした。
不意に、振り上げた息子の手が止まった。
「ばか野郎・・・絶対に許さねえぞ・・・。」
そう言うなり、息子は妻の体を抱きしめていった。
妻にしがみつきながら、愛しむように手のひらを、妻の身体に這わせた。
おもむろに妻の前に跪くと、性器に顔を埋めていった。
「俺のマンコだ・・・。俺だけのマンコだ・・・。」
顔を擦りつけるように潜り込ませ、譫言のように繰り返した。
「ああ・・・あなたのマンコよ・・。あなただけのマンコよ・・。」
妻も、うっとりと目を閉じていた。
息子は、まるでそこに戻りたいかのように、顔をめり込ませていく。
「ずっと俺のもんだからな。お前は俺だけのものだからな・・・。」
目を閉じた。
正視に耐えられる光景ではなかった。
こいつらは、身体だけじゃない。
心までも、しっかりと繋がっている。
それがはっきりとわかって、愕然となった。
妻は性欲に駆られただけじゃなく、こんな息子を愛しているのだ。
そして息子も歪んだ形ではあるが、妻を愛している。
だからこその、この性交なのだ。
尋常な感覚では堪えられない。
互いが狂うことで、愛を交わし合っている。
そんな気がしてならなかった。
ゆっくりと後ずさった。

布団を敷くことは諦めた。
今夜は、板の間に寝ることになる。
だが、今の私には、それが相応しい。
家族から捨てられた私には、暖かい布団など贅沢な代物でしかない。
板の上に、静かに身体を横たえた。
ほどなくして、妻の細い糸を引くような声が聞こえだした。
妻は、激烈な仕置きから逃れることが出来たらしい。
「ああっ・・・気持ちいいです・・・ご主人様、気持ちいいです・・・。」
かすかに床の軋む音が聞こえる。
「いっぱい可愛がってやるからな。気絶するまで可愛がってやる・・。」
きっと、息子は妻を思いっきり抱きしめていることだろう。
「ああ・・・可愛がってください・・・。最後までご主人様を気持ちよくしてあげます・・。絶対に気絶なんかしません。最後まで、ご主人様を愛してあげます・・・。」
息子は答えなかった。
ただ、床の軋む音だけが、ずっと聞こえていた。
「ご主人様・・・気持ちいい・・・。」
妻の濡れた声が、ひどく耳に心地よかった。
緩慢に聞こえる床の軋み音が、子守歌のように思え、私は、目を閉じると、まもなく深い眠りの中に墜ちていった。
「ああ・・・愛してる・・・。」
最後に訊いたのは、そんな言葉だったような気がした・・・。



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